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「ロベルト・ズッコ」あと3ステです。

「ロベルト・ズッコ」無事初日があき、2日目も無事終わりました。

改めて、演劇、演出の難しさを実感しています。
ほんの少しのことで観客に伝わったり、伝わらなかったりして。
だから面白い。
初日があけてからも日々、稽古をしています。
日曜日は本番前に稽古、本番やって、本番後にも稽古、という。
稽古やってんだか、本番やってんだか、
みたいな日でした。

ほんのすこしのニュアンスを加えるだけなんだけども、それでぐっとコルテスが近づいてきたりして、
ふあー
とかなったりしてます。
地道な作業で日に日によくなってきております。

お客さんを選ぶ戯曲だなー、と思ってたんですが、
初日に見にきてくれた高校生たちにもなんだか、なにかが届いたようで、2回目を予約してくれる生徒たちもいたりして、
それぞれに何かを持ち帰ってもらえるような作品になったのかなー、なんて思ってます。

毎日当日券出しております。
火曜日、水曜日の予約も受け付けておりますので、
ぜひ、お願いします。

稽古の様子等、日々更新しております。
https://www.facebook.com/shikogakunotosu?ref=br_rs


「ロベルト・ズッコ」アフタートークやります

「ロベルト・ズッコ」絶賛稽古中です。
朝からたたき、仕込み、夕方から稽古という日が続いています。
学生はそれプラス授業、社会人の方は会社があります。

それにしても「ロベルト・ズッコ」本当に手ごわい戯曲です。
気を抜くとあっという間につまらない芝居に陥ってしまう。
ある種のリアルさと詩的なせりふがごちゃまぜになっていて、
どちらかに流されてしまうととたんに何を見たらいいかわかんなくなってぼんやりした時間が舞台上に流れてしまう。
複雑さと重厚さ、緻密さが求めらえる上に、美しさと汚さが同時に求められているようなセリフたち。
これに批判性や物語まであるから、まぁ、大変。
大変なんだけど、たんたんとしている時間帯も長くて‐
みたいな重層性。

どうにかこうにか、枠組みと流れはできてきたので、あとは全体としてどこまで掘り下げていけるか、みたいなことなのかな。セリフの一つ、一つを。
私自身、初めてのことだらけで、なかなかうまく言葉をつないでいくことができてないんだけど、
おそらく、そういう作業が自分にとって必要なんだと思う。
簡単には言葉にできないこと、そういうものに取り組むことが。

まぁ、というわけで、
「ロベルト・ズッコ」日曜日の回に俳優の古屋さんと山本さんと私でアフタートークやります。
この日は四国学院大学の学際中でもありますので、ぜひ、そちらと合わせて、週末は四国学院大学へ。
どうぞよろしくお願いします。

http://www.notos-studio.com/contents/blog/news/129.html

「ロベルト・ズッコ」予約受付中です。

連日、どっぷりと「ロベルト・ズッコ」の稽古をしています。
日に日に戯曲がぐいぐいと立ち上がってきます。
実在した殺人犯がモチーフになった戯曲ですが、
なんというか、そういうことがテーマというか主題では全然ないような気がします。

「人がなぜ存在するのか?」

そういうことを描いているような作品だと私は思っています。
実在した「ロベルトスッコ」に私はまったく共感を覚えませんが、
戯曲に登場する「ロベルトズッコ」には共感と愛おしさを覚えます。
ぐりぐりとズッコのセリフが私を誘惑してきます。

稽古、楽しいです。
楽しすぎて、ほかの仕事が手につかないです。
まぁ、そういうわけにはいかないんですが。

自分でいうのもあれですが、
本当にいい作品になりそうです。
今までの作品とは、まったく違う作品で、
ああ、そうか、私は今こういうことがやりたいんだなー、と全力で思えるような作品です。
なんだろう、
全然、いろんなことにこびてない。
年に1度は自分のために作品を創らなきゃだめだなー、と思いながら創れている作品です。
多くの人に見てもらいたいです。
ほんとうに。
もうすぐ善通寺にきて4年ですが、
ようやく自分が創りたい作品を創れるような環境になってきたことを実感しています。
だから、いろんなことに妥協せずにぐりぐりやっていきたいと思います。

それにしても、演劇はやっぱり「俳優」ですね。
「俳優」と「観客」の関係性、その間にあるもの。
そこから始まって、そこに終わるような気が最近はしています。
まぁ、もしかしたら、その間が、もっと遠く、ある種の神聖なるものの域までいけるといいってことなんだろうなー、とか漠然と考えたりはしてますが。

とにかく、「ロベルト・ズッコ」
今の僕のフルスイングした作品です。
来週25日から。
どうぞ、お楽しみに。

ご予約はこちらから

ロベルトズッコチラシ表_R.jpg







「ロベルト・ズッコ」間もなく!

あれあれ?ブログ、まったく更新してなかった。
わっ。
小豆島の「あゆみ」、内子座の「隣りにいても一人 -松山編-」
おかげさまで無事公演終わりました。
関係者のみなさん、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
2作品ともよい作品になったと思います。
なんだかいろいろ書きたいこともあるのだけれど。
全然振り返る余裕もなく。

6月末くらいからのあっちこっちでのお仕事もこれで終わり、
今は、ホームのノトススタジオで「ロベルト・ズッコ」の稽古です。

ロベルトズッコチラシ表_R.jpg

ロベルトズッコチラシ裏_R.jpg


初めての海外現代戯曲、ということで、
なんだかいろいろ新鮮な気持ちと不安で稽古してます。
でも、すごく楽しい。
いや、まぁ、重くて深い作品なので、楽しいという表現はおかしいのかもだけれど。
楽しいとしかいいようがないです。
演出、好きなんだと思います。
善通寺にきてもうすぐ4年ですが、ようやくこういう創作環境ができたことはとてもうれしいことです。
ほんとうに。

ロベルト・ズッコ、この挑戦を観にきてください。
よろしくお願いします。

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サラダボール公演『ロベルト・ズッコ』
作/ベルナール=マリ・コルテス
訳/石井惠
演出/西村和宏

父親殺しで拘留された青年ロベルト・ズッコは刑務所から脱走し、家に戻ると自分の母を絞殺し逃走する。その後、見知らぬ少女を凌辱し、路上で刑事を刺殺、真昼の公園で子供を銃殺し、その母親を人質にする犯罪者ズッコ。彼が逃走のはてに行きつく先は…
実在した殺人犯をモチーフにフランスの巨匠ベルナール=マリ・コルテスが戯曲化した問題作を演出家・西村和宏が刺激的に、より現代的に演出。
ズッコという1人の青年を通して、人間が抱える普遍的な欲と闇と孤独に迫る。

【日時】
2014.10.25(土)~2014.10.29(水)
10月25日(土) 19:00
10月26日(日) 15:00
10月27日(月) 19:30
10月28日(火) 19:30
10月29日(水) 19:30
受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前

【場所】
四国学院大学 ノトススタジオ

【出演】
古屋隆太
鈴木智香子(青年団)
片倉裕介
中村祐樹
山本清文(ステッキ)
宮田忍
吉本智美
穐山奈未 門田寛生 上池健太
松川亜鳥 安田晃平 吉森亜里紗
安藤三佳 多田羅智未 広田智也
藤原薫 永山香月 横関亜莉彩
橘政晴 田中良季 氏原恭子

【料金】
一般 前売 2,000円  当日 2,300円
学生 前売   500円  当日 800円

【予約・お問い合わせ】
四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)
TEL:0877-62-2324
MAIL:sipa@sg-u.ac.jp

チケット予約はこちら チケット予約フォーム

演出家より
物語もなく、テーマもなく、カタルシスもない
主人公や登場人物の誰にも共感することができない
このフランス現代戯曲を、私はなぜやろうと思ったのか?
「太陽が眩しかったから」

そう言い切れるとかっこいいのだけれど、そういうわけにはいかない。
ただはっきりしているのは、
存在の不条理に挑戦したいということ。
“人”が存在すること
“俳優”が存在すること
ズッコの闇に手を触れることで、そういうことが多少はわかるのではないか?
と今は甘い期待を寄せている。

【スタッフ】
 舞台監督:福家正洋 鐘築隼  舞台美術:濱崎賢二  照明:森田いづみ
 音響アドバイザー:児島塁  音響:高木里桜  衣装:西村ひとみ
 宣伝美術:hi foo farm  制作:太田久美子 小野公未佳 サラダボール
【主催】サラダボール
【共催】四国学院大学



夏の終わりに

長野公演「ハムレット?」無事公演終了しました。
10日間とうたっているけど、
実際は1日目は移動日だったので何もできないし、
2日目の稽古初日はまるっとWSにあてたので、
実質、ハムレットの稽古したのは8日間。
いつもより期間はさらに短いけど、夏休みということや、たまたま仕事やめちゃったという人がいたりで
昼・夜稽古が出来て1日の稽古時間がたっぷりとれたので、まぁ、なんとかなりました。
欲をいえばあと5日間くらいはほしかったけどね。。。

「ハムレット?」は自分にとって忘れられない作品になりそうです。
まぁ、いつも、それくらい大事につくってはいるつもりですが、
今回は、タイミングがいろいろあった気がします。
参加者のタイミング、長野での創作環境のタイミング、そして、自分の演出家としてのタイミング。
なんか、そういうものが有機的に働いたなー、と。

去年の10月に学生たちと三条会の関さんがレジデンスで創ったSARP「近代能楽集」をまじかで観てから、
どうやったら飛距離を出せるか、みたいなことをずーと試してきました。
関さんのようなホームランバッターになれないまでも、
すくなくとも、狙ったときは、飛距離がでるようなスウィングがしたいな、と。
関さんの演出を見ていると、すっごいボールを引き付けてからものすごいスウィングでかっとばす、
みたいな感じがして、
ああ、おれにはこういう引き付けが出来なかったから、ボールが遠くまで飛ばなかったんだなー、とか思って、
じゃぁ、まぁ、どうやったら、そういうことが自分の筋力で可能か?みたいな、
打率は下げないように飛距離も出せる、みたいな新しい自分のスウィングを模索し続けている気がします。
あ、野球の例えにしてますが、別に野球に詳しくはないので、この例え方があっているかどうか知りません。
自分のあくまで感覚です。

「ハムレット?」は2部構成になっていて、
1部は2年くらい前に創った「たぶん、ハムレット」をキャストを変えて、創りました。
これはもともと
「演劇なんて見たことない、シェイクスピア誰それ?友達が出るから仕方なく観に来た」
みたいな人に
「結構演劇面白いじゃん」
と思ってくれないかなと思って構成した作品です。
今回は、「ハムレット」を知らない人に内容を知ってもらうためと「ハムレット」を気楽に楽しんでもらうために上演しました。
ただ、2部の作品に影響が出ないように若干、本来の良さを少し削って構成してます。
2部はまったくの新作で「Hamlet/Body」という作品です。
こちらは、ハムレットを解体して、ハムレットを日本の今に装置として置いて、
今、自分が考えていることを現象として表現したくて創りました。
解釈とか物語を創りたいのではなく、ハムレットを装置として創りたかったのです。
私は基本的に戯曲を大事にしています。戯曲があって、初めて作品を創る演出家です。
でも、今回の「Hamlet/Body」は初めて、自分がやりたいことがあるために、戯曲を使いました。
いや、戯曲はもちろん大事にしましたが、それでも、戯曲と演出の関係性が逆転した状態というのは
自分にとっては初めてだったので、どうやって客観性を保つのか、それを恐る恐るやっていた気がします。

飛距離の出し方と客観性の担保、それと、観客の想像の幅を高めに見積もること。
そういうのをずーと考えながら構成、演出していました。

終わって、1週間たってもまだまだ疲れています。
本当に。
今回の作品は、参加者にとっても挑戦だったように、私にとっても挑戦だったのかな?と思ってます。
よくわかんない作品に最後まで信じて文句も言わずついてきてくれたキャストとスタッフに感謝しています。
ありがとうございました。
このメンバーでなければ、こういうことができなかったように思います。
それはもちろん、演劇であれば、いつもそうなんですが、今回はさらにそう思いました。
そして、観客の皆さんにもとても感謝しています。
会場は暑かったと思うのですが、集中してみてくれて、それぞれに、言いも悪いも考えながら観てもらえたことが大変ありがたく思います。

なんだか、久しぶりに自分の作品のことについて書いた気が。
だらだらとすみません。
もっと書きたい気もしますが、これくらいのほうがちょうどいいのかもしれません。

公演が終わって、3日間の高知でのWSも終わって、オープンキャンパスのWSも終わって。
いつの間にやら夏が終わりました。
来週からはいよいよ小豆島での「あゆみ」です。
立ち止まっている暇はありません。
また「あゆみ」ちゃんに会わなければ。
がんばります。

夏の終わりに
飛距離の出る、強い作品を創りたい。
今はそればかり考えています。

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