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「ロベルト・ズッコ」予約受付中です。

連日、どっぷりと「ロベルト・ズッコ」の稽古をしています。
日に日に戯曲がぐいぐいと立ち上がってきます。
実在した殺人犯がモチーフになった戯曲ですが、
なんというか、そういうことがテーマというか主題では全然ないような気がします。

「人がなぜ存在するのか?」

そういうことを描いているような作品だと私は思っています。
実在した「ロベルトスッコ」に私はまったく共感を覚えませんが、
戯曲に登場する「ロベルトズッコ」には共感と愛おしさを覚えます。
ぐりぐりとズッコのセリフが私を誘惑してきます。

稽古、楽しいです。
楽しすぎて、ほかの仕事が手につかないです。
まぁ、そういうわけにはいかないんですが。

自分でいうのもあれですが、
本当にいい作品になりそうです。
今までの作品とは、まったく違う作品で、
ああ、そうか、私は今こういうことがやりたいんだなー、と全力で思えるような作品です。
なんだろう、
全然、いろんなことにこびてない。
年に1度は自分のために作品を創らなきゃだめだなー、と思いながら創れている作品です。
多くの人に見てもらいたいです。
ほんとうに。
もうすぐ善通寺にきて4年ですが、
ようやく自分が創りたい作品を創れるような環境になってきたことを実感しています。
だから、いろんなことに妥協せずにぐりぐりやっていきたいと思います。

それにしても、演劇はやっぱり「俳優」ですね。
「俳優」と「観客」の関係性、その間にあるもの。
そこから始まって、そこに終わるような気が最近はしています。
まぁ、もしかしたら、その間が、もっと遠く、ある種の神聖なるものの域までいけるといいってことなんだろうなー、とか漠然と考えたりはしてますが。

とにかく、「ロベルト・ズッコ」
今の僕のフルスイングした作品です。
来週25日から。
どうぞ、お楽しみに。

ご予約はこちらから

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「ロベルト・ズッコ」間もなく!

あれあれ?ブログ、まったく更新してなかった。
わっ。
小豆島の「あゆみ」、内子座の「隣りにいても一人 -松山編-」
おかげさまで無事公演終わりました。
関係者のみなさん、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
2作品ともよい作品になったと思います。
なんだかいろいろ書きたいこともあるのだけれど。
全然振り返る余裕もなく。

6月末くらいからのあっちこっちでのお仕事もこれで終わり、
今は、ホームのノトススタジオで「ロベルト・ズッコ」の稽古です。

ロベルトズッコチラシ表_R.jpg

ロベルトズッコチラシ裏_R.jpg


初めての海外現代戯曲、ということで、
なんだかいろいろ新鮮な気持ちと不安で稽古してます。
でも、すごく楽しい。
いや、まぁ、重くて深い作品なので、楽しいという表現はおかしいのかもだけれど。
楽しいとしかいいようがないです。
演出、好きなんだと思います。
善通寺にきてもうすぐ4年ですが、ようやくこういう創作環境ができたことはとてもうれしいことです。
ほんとうに。

ロベルト・ズッコ、この挑戦を観にきてください。
よろしくお願いします。

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サラダボール公演『ロベルト・ズッコ』
作/ベルナール=マリ・コルテス
訳/石井惠
演出/西村和宏

父親殺しで拘留された青年ロベルト・ズッコは刑務所から脱走し、家に戻ると自分の母を絞殺し逃走する。その後、見知らぬ少女を凌辱し、路上で刑事を刺殺、真昼の公園で子供を銃殺し、その母親を人質にする犯罪者ズッコ。彼が逃走のはてに行きつく先は…
実在した殺人犯をモチーフにフランスの巨匠ベルナール=マリ・コルテスが戯曲化した問題作を演出家・西村和宏が刺激的に、より現代的に演出。
ズッコという1人の青年を通して、人間が抱える普遍的な欲と闇と孤独に迫る。

【日時】
2014.10.25(土)~2014.10.29(水)
10月25日(土) 19:00
10月26日(日) 15:00
10月27日(月) 19:30
10月28日(火) 19:30
10月29日(水) 19:30
受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前

【場所】
四国学院大学 ノトススタジオ

【出演】
古屋隆太
鈴木智香子(青年団)
片倉裕介
中村祐樹
山本清文(ステッキ)
宮田忍
吉本智美
穐山奈未 門田寛生 上池健太
松川亜鳥 安田晃平 吉森亜里紗
安藤三佳 多田羅智未 広田智也
藤原薫 永山香月 横関亜莉彩
橘政晴 田中良季 氏原恭子

【料金】
一般 前売 2,000円  当日 2,300円
学生 前売   500円  当日 800円

【予約・お問い合わせ】
四国学院大学パフォーミング・アーツ研究所(SIPA)
TEL:0877-62-2324
MAIL:sipa@sg-u.ac.jp

チケット予約はこちら チケット予約フォーム

演出家より
物語もなく、テーマもなく、カタルシスもない
主人公や登場人物の誰にも共感することができない
このフランス現代戯曲を、私はなぜやろうと思ったのか?
「太陽が眩しかったから」

そう言い切れるとかっこいいのだけれど、そういうわけにはいかない。
ただはっきりしているのは、
存在の不条理に挑戦したいということ。
“人”が存在すること
“俳優”が存在すること
ズッコの闇に手を触れることで、そういうことが多少はわかるのではないか?
と今は甘い期待を寄せている。

【スタッフ】
 舞台監督:福家正洋 鐘築隼  舞台美術:濱崎賢二  照明:森田いづみ
 音響アドバイザー:児島塁  音響:高木里桜  衣装:西村ひとみ
 宣伝美術:hi foo farm  制作:太田久美子 小野公未佳 サラダボール
【主催】サラダボール
【共催】四国学院大学



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夏の終わりに

長野公演「ハムレット?」無事公演終了しました。
10日間とうたっているけど、
実際は1日目は移動日だったので何もできないし、
2日目の稽古初日はまるっとWSにあてたので、
実質、ハムレットの稽古したのは8日間。
いつもより期間はさらに短いけど、夏休みということや、たまたま仕事やめちゃったという人がいたりで
昼・夜稽古が出来て1日の稽古時間がたっぷりとれたので、まぁ、なんとかなりました。
欲をいえばあと5日間くらいはほしかったけどね。。。

「ハムレット?」は自分にとって忘れられない作品になりそうです。
まぁ、いつも、それくらい大事につくってはいるつもりですが、
今回は、タイミングがいろいろあった気がします。
参加者のタイミング、長野での創作環境のタイミング、そして、自分の演出家としてのタイミング。
なんか、そういうものが有機的に働いたなー、と。

去年の10月に学生たちと三条会の関さんがレジデンスで創ったSARP「近代能楽集」をまじかで観てから、
どうやったら飛距離を出せるか、みたいなことをずーと試してきました。
関さんのようなホームランバッターになれないまでも、
すくなくとも、狙ったときは、飛距離がでるようなスウィングがしたいな、と。
関さんの演出を見ていると、すっごいボールを引き付けてからものすごいスウィングでかっとばす、
みたいな感じがして、
ああ、おれにはこういう引き付けが出来なかったから、ボールが遠くまで飛ばなかったんだなー、とか思って、
じゃぁ、まぁ、どうやったら、そういうことが自分の筋力で可能か?みたいな、
打率は下げないように飛距離も出せる、みたいな新しい自分のスウィングを模索し続けている気がします。
あ、野球の例えにしてますが、別に野球に詳しくはないので、この例え方があっているかどうか知りません。
自分のあくまで感覚です。

「ハムレット?」は2部構成になっていて、
1部は2年くらい前に創った「たぶん、ハムレット」をキャストを変えて、創りました。
これはもともと
「演劇なんて見たことない、シェイクスピア誰それ?友達が出るから仕方なく観に来た」
みたいな人に
「結構演劇面白いじゃん」
と思ってくれないかなと思って構成した作品です。
今回は、「ハムレット」を知らない人に内容を知ってもらうためと「ハムレット」を気楽に楽しんでもらうために上演しました。
ただ、2部の作品に影響が出ないように若干、本来の良さを少し削って構成してます。
2部はまったくの新作で「Hamlet/Body」という作品です。
こちらは、ハムレットを解体して、ハムレットを日本の今に装置として置いて、
今、自分が考えていることを現象として表現したくて創りました。
解釈とか物語を創りたいのではなく、ハムレットを装置として創りたかったのです。
私は基本的に戯曲を大事にしています。戯曲があって、初めて作品を創る演出家です。
でも、今回の「Hamlet/Body」は初めて、自分がやりたいことがあるために、戯曲を使いました。
いや、戯曲はもちろん大事にしましたが、それでも、戯曲と演出の関係性が逆転した状態というのは
自分にとっては初めてだったので、どうやって客観性を保つのか、それを恐る恐るやっていた気がします。

飛距離の出し方と客観性の担保、それと、観客の想像の幅を高めに見積もること。
そういうのをずーと考えながら構成、演出していました。

終わって、1週間たってもまだまだ疲れています。
本当に。
今回の作品は、参加者にとっても挑戦だったように、私にとっても挑戦だったのかな?と思ってます。
よくわかんない作品に最後まで信じて文句も言わずついてきてくれたキャストとスタッフに感謝しています。
ありがとうございました。
このメンバーでなければ、こういうことができなかったように思います。
それはもちろん、演劇であれば、いつもそうなんですが、今回はさらにそう思いました。
そして、観客の皆さんにもとても感謝しています。
会場は暑かったと思うのですが、集中してみてくれて、それぞれに、言いも悪いも考えながら観てもらえたことが大変ありがたく思います。

なんだか、久しぶりに自分の作品のことについて書いた気が。
だらだらとすみません。
もっと書きたい気もしますが、これくらいのほうがちょうどいいのかもしれません。

公演が終わって、3日間の高知でのWSも終わって、オープンキャンパスのWSも終わって。
いつの間にやら夏が終わりました。
来週からはいよいよ小豆島での「あゆみ」です。
立ち止まっている暇はありません。
また「あゆみ」ちゃんに会わなければ。
がんばります。

夏の終わりに
飛距離の出る、強い作品を創りたい。
今はそればかり考えています。

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8月

昨日、今日と小豆島に行ってきた。
9月1日から滞在型でつくって、20,21日本番の「あゆみ」のためのプレ稽古のため。
学生たち4人と島民の人とで創ります。
「あゆみ」は短編2回、長編は3回演出しているので、これでトータル6回目。
自己模倣で安心することなく、新しい「あゆみ」に出会うため、頑張っていきたいと思います。

SARPの「ヤングスターライト!」は無事、公演終了しました。
すごくいい作品になりました。
演出の糸井さん、振付の木皮君のおかげだけど、
学生たちも必至でついていってました。
学生たちはよく頑張ったし、それぞれが、それぞれの輝きをしていて、美しかったです。

沖縄の高校演劇の審査員も無事終わりました。
楽しかった、沖縄の高校演劇。
特に、俳優の身体性が高いのと、
全体的に生徒が主体になって創っている作品が多くて、それぞれが独特の価値観で多様性があって面白かった。去年、全国大会で八重山高校を観たとき、本当に面白くて驚いたんだけども、ああいう作品が生まれる土壌がちゃんと県大会にあって、妙に納得しました。
一度、ゆっくり沖縄の高校生たちとWSをしてみたい。
楽しいだろうなー。
石垣島で高校生と作品作る、とかやってみたい。

8月は高知での高校生向けWS2回、オリザさんの香川の高校生向けWSのアシスタントに1回、
サンポート高松での多田さんのWSのコーディネイト?、
それに長野でのレジデンス、とスケジュールいっぱい。
長野での不在中に、学生たちは岩井さんのWSもあったりして。
学生たちもWSのアシスタントしたり、出演したり、スタッフやったり、WS受けたりしたり、
となかなかにあつい8月になりそうです。

まぁ、とにもかくにも「ハムレット?」の構成台本を作成しなきゃなんですが、
「ハムレットマシーン」の勉強に時間がかかってて、なかなかに取り掛かれてない。
っていうか、それ以前の「ハムレット」の勉強したりしている。
面白いなー、「ハムレット」

「ハムレット?」は自分にとっても、挑戦。
どうなるか、まったくまだわかりません。

今の日本を憂いながら、若者にエールを送りながら、
若者たちから希望をもらえるような
「ハムレット」になればいいと思っているんだけども。
どうなるだろうか。




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今年後期の予定とか。

今年の後期の予定です。
近くにお住いの方、ぜひ、よかったら観にきてください。

古典から、日本の現代戯曲、フランスの現代戯曲まで。
長野市、小豆島、内子町、善通寺でそれぞれ上演予定です。

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上演日時:2014年8月23日(土)、24日(日)

作品名:「ハムレット?」
原作:シェイクスピア
翻案・構成・演出:西村和宏
場所:ネオンホール
http://www.neonhall.com/news/2014/07/20142.php

時間:23日(土)、15時~、20時~
    24日(日)、13時~、18時~
料金:前)¥2000 / 当)2500(いずれも1ドリンク付き)

●シェイクスピア生誕450年にかこつけて、題材は「ハムレット」にしました。
ゴシック調の衣裳も石造りの舞台も3時間に及ぶ上演時間もありませんが、
現代に生きる等身大の若者たち、そしてそれを見る大人たちは、それぞれ何を思い何を考えるのか…。そういう作品にするつもりです。
父の仇をうつべきかうたざるべきか、あるいはいつそれを実行するのか…。
思い悩むハムレットの姿と、現代に生きる若者の姿が、400年の時を経てリンクするー。
生きることは悩むこと。
「To be, or not to be. That is the question」
ハムレットよ!若者よ!わたしたちよ!
【このまま】でいいのか、いけないのか。それが、問題だ。

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上演日時:2014年9月20日(土)21日(日)

「あゆみ」
作:柴幸男
演出:西村和宏

場所:小豆島サンオリーブ ホール
http://www.olive-pk.jp/sunolive/

小豆島島民と四国学院大学の学生が出演し、柴幸男さんの代表作「あゆみ」に挑戦します。

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上演日時:2014年10月4日(土)5日(日)

「隣りにいても一人 -松山編-」
作:平田オリザ
演出:西村和宏

場所:愛媛県内子座
http://www.town.uchiko.ehime.jp/site/bunraku/

再再演。
2016年には創建100周年を迎える、伝統の芝居小屋、内子座で上演します

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上演日時:2014年10月25日~29日

サラダボール公演「ロベルト・ズッコ」
作:ベルナール=マリ・コルテス
演出:西村和宏
場所:四国学院大学ノトススタジオ

フランス現代戯曲に初挑戦。実在した殺人者の闇に迫ります。

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上演日時:2014年12月

フィールドプラクティカム公演「シアタータンク2014」
演出:阪本麻郁 西村和宏 仙石桂子
場所:四国学院大学ノトススタジオ

教員と学生の演劇公演。ダンス、演劇、インプロのオムニバス。
今年はイプセンかなー、とか思ってます。

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今は、とりあえず、「ハムレット?」のテキレジに取り掛かり中。
「たぶん、ハムレット」と新作の2部構成で上演する予定です。

「ハムレット?」のために、ハイナーミュラーの「ハムレットマシーン」と川村さんの「ハムレットクローン」を読み直したりしてる。
「ハムレットクローン」に出会ってなかったら、
ここまで演劇をやってなかったかもなー。
とはいえ、あの当時、まったく戯曲の意味がわかってなかった。

15年たって読んでみて、ようやくいろんなことがわかった。
まぁ、戯曲を読む、ということに関しては、多少は成長したってことか。

SARPvol.7「ヤングスターライト!」もいよいよ佳境。
忙しくてなかなか稽古が見れてないですが、
学生たちも頑張っているようです。
本番が楽しみ。

と、いいつつですね、私は初日しか観れないのです。
シクシク[もうやだ~(悲しい顔)]

今週末は沖縄に高校演劇の審査員をやらせていただくことになっておりまして。
でも、こちらもとても楽しみです。
去年、全国大会で八重山高校がとても素敵な作品だったので、
沖縄の高校生たちがどういう作品を創っているのか、興味深々です。







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