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夏の終わりに

長野公演「ハムレット?」無事公演終了しました。
10日間とうたっているけど、
実際は1日目は移動日だったので何もできないし、
2日目の稽古初日はまるっとWSにあてたので、
実質、ハムレットの稽古したのは8日間。
いつもより期間はさらに短いけど、夏休みということや、たまたま仕事やめちゃったという人がいたりで
昼・夜稽古が出来て1日の稽古時間がたっぷりとれたので、まぁ、なんとかなりました。
欲をいえばあと5日間くらいはほしかったけどね。。。

「ハムレット?」は自分にとって忘れられない作品になりそうです。
まぁ、いつも、それくらい大事につくってはいるつもりですが、
今回は、タイミングがいろいろあった気がします。
参加者のタイミング、長野での創作環境のタイミング、そして、自分の演出家としてのタイミング。
なんか、そういうものが有機的に働いたなー、と。

去年の10月に学生たちと三条会の関さんがレジデンスで創ったSARP「近代能楽集」をまじかで観てから、
どうやったら飛距離を出せるか、みたいなことをずーと試してきました。
関さんのようなホームランバッターになれないまでも、
すくなくとも、狙ったときは、飛距離がでるようなスウィングがしたいな、と。
関さんの演出を見ていると、すっごいボールを引き付けてからものすごいスウィングでかっとばす、
みたいな感じがして、
ああ、おれにはこういう引き付けが出来なかったから、ボールが遠くまで飛ばなかったんだなー、とか思って、
じゃぁ、まぁ、どうやったら、そういうことが自分の筋力で可能か?みたいな、
打率は下げないように飛距離も出せる、みたいな新しい自分のスウィングを模索し続けている気がします。
あ、野球の例えにしてますが、別に野球に詳しくはないので、この例え方があっているかどうか知りません。
自分のあくまで感覚です。

「ハムレット?」は2部構成になっていて、
1部は2年くらい前に創った「たぶん、ハムレット」をキャストを変えて、創りました。
これはもともと
「演劇なんて見たことない、シェイクスピア誰それ?友達が出るから仕方なく観に来た」
みたいな人に
「結構演劇面白いじゃん」
と思ってくれないかなと思って構成した作品です。
今回は、「ハムレット」を知らない人に内容を知ってもらうためと「ハムレット」を気楽に楽しんでもらうために上演しました。
ただ、2部の作品に影響が出ないように若干、本来の良さを少し削って構成してます。
2部はまったくの新作で「Hamlet/Body」という作品です。
こちらは、ハムレットを解体して、ハムレットを日本の今に装置として置いて、
今、自分が考えていることを現象として表現したくて創りました。
解釈とか物語を創りたいのではなく、ハムレットを装置として創りたかったのです。
私は基本的に戯曲を大事にしています。戯曲があって、初めて作品を創る演出家です。
でも、今回の「Hamlet/Body」は初めて、自分がやりたいことがあるために、戯曲を使いました。
いや、戯曲はもちろん大事にしましたが、それでも、戯曲と演出の関係性が逆転した状態というのは
自分にとっては初めてだったので、どうやって客観性を保つのか、それを恐る恐るやっていた気がします。

飛距離の出し方と客観性の担保、それと、観客の想像の幅を高めに見積もること。
そういうのをずーと考えながら構成、演出していました。

終わって、1週間たってもまだまだ疲れています。
本当に。
今回の作品は、参加者にとっても挑戦だったように、私にとっても挑戦だったのかな?と思ってます。
よくわかんない作品に最後まで信じて文句も言わずついてきてくれたキャストとスタッフに感謝しています。
ありがとうございました。
このメンバーでなければ、こういうことができなかったように思います。
それはもちろん、演劇であれば、いつもそうなんですが、今回はさらにそう思いました。
そして、観客の皆さんにもとても感謝しています。
会場は暑かったと思うのですが、集中してみてくれて、それぞれに、言いも悪いも考えながら観てもらえたことが大変ありがたく思います。

なんだか、久しぶりに自分の作品のことについて書いた気が。
だらだらとすみません。
もっと書きたい気もしますが、これくらいのほうがちょうどいいのかもしれません。

公演が終わって、3日間の高知でのWSも終わって、オープンキャンパスのWSも終わって。
いつの間にやら夏が終わりました。
来週からはいよいよ小豆島での「あゆみ」です。
立ち止まっている暇はありません。
また「あゆみ」ちゃんに会わなければ。
がんばります。

夏の終わりに
飛距離の出る、強い作品を創りたい。
今はそればかり考えています。

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8月

昨日、今日と小豆島に行ってきた。
9月1日から滞在型でつくって、20,21日本番の「あゆみ」のためのプレ稽古のため。
学生たち4人と島民の人とで創ります。
「あゆみ」は短編2回、長編は3回演出しているので、これでトータル6回目。
自己模倣で安心することなく、新しい「あゆみ」に出会うため、頑張っていきたいと思います。

SARPの「ヤングスターライト!」は無事、公演終了しました。
すごくいい作品になりました。
演出の糸井さん、振付の木皮君のおかげだけど、
学生たちも必至でついていってました。
学生たちはよく頑張ったし、それぞれが、それぞれの輝きをしていて、美しかったです。

沖縄の高校演劇の審査員も無事終わりました。
楽しかった、沖縄の高校演劇。
特に、俳優の身体性が高いのと、
全体的に生徒が主体になって創っている作品が多くて、それぞれが独特の価値観で多様性があって面白かった。去年、全国大会で八重山高校を観たとき、本当に面白くて驚いたんだけども、ああいう作品が生まれる土壌がちゃんと県大会にあって、妙に納得しました。
一度、ゆっくり沖縄の高校生たちとWSをしてみたい。
楽しいだろうなー。
石垣島で高校生と作品作る、とかやってみたい。

8月は高知での高校生向けWS2回、オリザさんの香川の高校生向けWSのアシスタントに1回、
サンポート高松での多田さんのWSのコーディネイト?、
それに長野でのレジデンス、とスケジュールいっぱい。
長野での不在中に、学生たちは岩井さんのWSもあったりして。
学生たちもWSのアシスタントしたり、出演したり、スタッフやったり、WS受けたりしたり、
となかなかにあつい8月になりそうです。

まぁ、とにもかくにも「ハムレット?」の構成台本を作成しなきゃなんですが、
「ハムレットマシーン」の勉強に時間がかかってて、なかなかに取り掛かれてない。
っていうか、それ以前の「ハムレット」の勉強したりしている。
面白いなー、「ハムレット」

「ハムレット?」は自分にとっても、挑戦。
どうなるか、まったくまだわかりません。

今の日本を憂いながら、若者にエールを送りながら、
若者たちから希望をもらえるような
「ハムレット」になればいいと思っているんだけども。
どうなるだろうか。




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今年後期の予定とか。

今年の後期の予定です。
近くにお住いの方、ぜひ、よかったら観にきてください。

古典から、日本の現代戯曲、フランスの現代戯曲まで。
長野市、小豆島、内子町、善通寺でそれぞれ上演予定です。

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上演日時:2014年8月23日(土)、24日(日)

作品名:「ハムレット?」
原作:シェイクスピア
翻案・構成・演出:西村和宏
場所:ネオンホール
http://www.neonhall.com/news/2014/07/20142.php

時間:23日(土)、15時~、20時~
    24日(日)、13時~、18時~
料金:前)¥2000 / 当)2500(いずれも1ドリンク付き)

●シェイクスピア生誕450年にかこつけて、題材は「ハムレット」にしました。
ゴシック調の衣裳も石造りの舞台も3時間に及ぶ上演時間もありませんが、
現代に生きる等身大の若者たち、そしてそれを見る大人たちは、それぞれ何を思い何を考えるのか…。そういう作品にするつもりです。
父の仇をうつべきかうたざるべきか、あるいはいつそれを実行するのか…。
思い悩むハムレットの姿と、現代に生きる若者の姿が、400年の時を経てリンクするー。
生きることは悩むこと。
「To be, or not to be. That is the question」
ハムレットよ!若者よ!わたしたちよ!
【このまま】でいいのか、いけないのか。それが、問題だ。

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上演日時:2014年9月20日(土)21日(日)

「あゆみ」
作:柴幸男
演出:西村和宏

場所:小豆島サンオリーブ ホール
http://www.olive-pk.jp/sunolive/

小豆島島民と四国学院大学の学生が出演し、柴幸男さんの代表作「あゆみ」に挑戦します。

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上演日時:2014年10月4日(土)5日(日)

「隣りにいても一人 -松山編-」
作:平田オリザ
演出:西村和宏

場所:愛媛県内子座
http://www.town.uchiko.ehime.jp/site/bunraku/

再再演。
2016年には創建100周年を迎える、伝統の芝居小屋、内子座で上演します

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上演日時:2014年10月25日~29日

サラダボール公演「ロベルト・ズッコ」
作:ベルナール=マリ・コルテス
演出:西村和宏
場所:四国学院大学ノトススタジオ

フランス現代戯曲に初挑戦。実在した殺人者の闇に迫ります。

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上演日時:2014年12月

フィールドプラクティカム公演「シアタータンク2014」
演出:阪本麻郁 西村和宏 仙石桂子
場所:四国学院大学ノトススタジオ

教員と学生の演劇公演。ダンス、演劇、インプロのオムニバス。
今年はイプセンかなー、とか思ってます。

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今は、とりあえず、「ハムレット?」のテキレジに取り掛かり中。
「たぶん、ハムレット」と新作の2部構成で上演する予定です。

「ハムレット?」のために、ハイナーミュラーの「ハムレットマシーン」と川村さんの「ハムレットクローン」を読み直したりしてる。
「ハムレットクローン」に出会ってなかったら、
ここまで演劇をやってなかったかもなー。
とはいえ、あの当時、まったく戯曲の意味がわかってなかった。

15年たって読んでみて、ようやくいろんなことがわかった。
まぁ、戯曲を読む、ということに関しては、多少は成長したってことか。

SARPvol.7「ヤングスターライト!」もいよいよ佳境。
忙しくてなかなか稽古が見れてないですが、
学生たちも頑張っているようです。
本番が楽しみ。

と、いいつつですね、私は初日しか観れないのです。
シクシク[もうやだ~(悲しい顔)]

今週末は沖縄に高校演劇の審査員をやらせていただくことになっておりまして。
でも、こちらもとても楽しみです。
去年、全国大会で八重山高校がとても素敵な作品だったので、
沖縄の高校生たちがどういう作品を創っているのか、興味深々です。







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41歳の春だからー

ついにバカボンのぱぱと同じ歳になりました。
子供のころ、こんな年齢になるとは思わなかった。
人生なんてあっという間だなー、本当に。

10代の頃の将来の夢って、
せいぜい、40歳くらいのことを思い描いていたと思う。
漠然とだけど。
少なくとも20代からは、40歳までにはこうなっていたい、みたいなことを思いながら
生きてきたようには思う。

そういう話を少し前にTJと飲み会の席で話してたらTJが
「”将来なう”なんだよなー」
みたいなことを言っていて、
いいこと言うなー、とか思った。

たぶんだけど、20代くらいまでのレースがあって、
これは結構ルールが簡単というか、
まぁ、受験勉強頑張っていい学校に入るか、スポーツがんばっていい学校もしくはプロ、みたいなレースで、目的もルールもはっきりしている。
で、20代超えてからは、一気にルールがあいまいになってきて、
会社に入ったものの、そのあとはどうするか、出世をめざすのか、転職するのか、
いつ結婚するか、家を買うのか、子供はどうする?
みたいな、時間制限もルールも自分で選択するようになる。
で、大体、40歳くらいでなんとなく10代から20代、30代にかけてやってきた結果がでる時期なんじゃないかな。
いや、もちろん、例外の人もいっぱいいるけど。

で、今、私は”将来なう。”なわけで、

まぁ、この後、どうるか?みたいなことをこの1年から2年くらい悩んでた気がする。
たぶん、次のレースが60歳まで。
ここからは、もう、20代のときから40代にむけてのレースのようにすべてがあやふやなまま勝手に決めていいルールじゃなくて、すでに手持ちのものも限られていて、責任という名の重荷も背負った状態でのレースだ。
しかも、多分だけど、これからは、自分さえよければ、ということにはならなくて、
もう少し視野を広げて、
次の世代に何を渡せるか、みたいなことを考えながら進んでいかなくちゃいけないんだと思う。
60歳までにどうしたいか、ゆっくり考えよう。

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演劇コースの学生たちや教職員の方に、サプライズで誕生日を祝っていただきました。
みなさん、ありがとう。
みなさんに囲まれて仕事できて幸せです。









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11月は空いてます。

沖縄から帰ってきて、
小豆島でWSして、
長野でWSしてきました。

小豆島は9月にレジデンスで創る「あゆみ」のプレ稽古です。
長野は8月にレジデンスで創る「ハムレット?」のWS選考会でした。
あゆみもハムレットも地元の人たちと四国学院大学の学生とで創ります。
どちらも楽しみ。

10月いっぱいまでは怒涛ですが、
11月は少し余裕があります。
週末も空いてますので、高校演劇の審査員できます。
お困りのところありましたらお声掛けください。
私に直接連絡していただくか、
四国学院大学の入試課に連絡をいただければ。


沖縄で食べた沖縄そばの定食。
煮物付きのやつです。
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長野で食べた蕎麦。天丼付き。
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SARPの稽古も始まりました。
糸井さんの歌が毎日、ノトスに鳴り響いています。
芸術監督として幸せな日々です。
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